横田和正さん(61) 長野県松本市

 岡山県在住。松本市を毎月訪ね、滞在型農園で野菜をつくった。昨年、登山で骨折したが、リハビリして再開。若林和男さんらと登っていた。

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野口泉水(いずみ)さん(59) 長野県池田町

 建設会社でダムや道路建設の現場責任者をしていた。上司は「面倒見がよく、どんな人からも慕われた」。昨年は地元自治会の班長も。

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荒井真友さん(41) 長野県諏訪市

 電子機器会社員。上司は「まじめで実直、それでいてユーモアたっぷり」。噴火後、ザックで小学生を守ろうとしたとの証言も。

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伊藤保男さん(54) 長野県東御市

 県住宅供給公社で公営住宅の申請受け付けなどをし、上司は「粘り強く、しっかり対応していた」。若林和男さんらと登山していた。

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若林和男さん(66) 長野県松本市

 美ケ原高原のガイドや清掃をする自然保護活動の仲間6人で登山。写真も趣味で、家族によると買ったばかりのカメラで紅葉を撮りに行ったという。

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猪岡洋海(いのおかひろみ)さん(42) 山梨県甲斐市

 行方不明の夫哲也さんと、かつて「甲州ろうあ太鼓」で活動していた。写真は、1996年に太鼓の公演で訪れたハワイで、仲間がサプライズで新婚の2人を祝った時のもの。友人は「夫婦で自然が好きで、(御嶽山に)きっと手を取り合いながら登っていたのだと思う」。

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宮地昭さん(58)、よし子さん(56) 山梨県上野原市

 ともに市職員で、仲の良い夫婦だった。昭さんは誠実な人柄で、水道事業の要職にあった。「花が好きな優しい男」と知人は語る。よし子さんは保育所長で、「気配りができるすてきな先生」と慕われていた。運動会の準備を進めていた矢先の被災。市長は2人の死を「優秀な人材だった。非常に残念」と惜しんだ。

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伊藤琴美さん(18) 愛知県知立市

 高校3年生。「ツアーコンダクターが夢」と語り、大学進学を希望していた。友達が多く、おどけた顔で周囲を笑わせる明るい性格だった。