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 神戸市長田区の雑木林に近くの小学1年女児(6)の遺体が遺棄された事件で、君野康弘容疑者(47)=死体遺棄容疑で逮捕=の自宅浴室で被害女児の血痕が検出されたことが捜査関係者への取材でわかった。浴槽下からは包丁が見つかった。兵庫県警は、女児の遺体が傷つけられた経緯について調べる。

 兵庫県警は9月25日から4日間、遺棄現場近くのアパート2階にある君野容疑者宅を捜索し、現場検証を実施。浴室から検出された血液の痕をDNA型鑑定した結果、女児のものと一致した。県警は、包丁に血痕や指紋が残されていないか詳しく調べる。

 女児は9月11日夕から行方不明となり、23日に君野容疑者宅の北西約30メートルの雑木林脇の草むらで遺体で見つかった。女児の衣服やサンダルとともに複数のポリ袋に入った状態で、口が固く結ばれていた。袋から採取された指紋を調べたところ、君野容疑者のものと一致したという。

 遺体は司法解剖の結果、遺体発見の翌24日時点で死後1~2週間経過していたとみられている。死因は特定できなかったという。

 4日午前に接見した弁護人によると、君野容疑者は事件について黙秘を続けているという。