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 茨城県警察学校(茨城町上石崎)で9月、教官だった20代の男性巡査部長と40代の女性警部補が学生17人に平手打ちするなどして、このうち男性教官に平手打ちされた1人があごの骨にひびが入るけがを負っていたことが、県警への取材でわかった。

 県警監察室によると、9月18日、警察学校内の食堂で学生が謝恩会を開き、校長や教官、学生ら約110人が参加した。校長らが退席した後、残っていた学生たちが自ら教官に「気合を入れてください」と言い、男性教官は学生17人の顔を片手で平手打ちしたり、両手でたたいたりした。女性教官も、学生たちに平手打ちを受けるよう、うながしたうえ、17人のうち7人に平手打ちをしたという。教官も学生も飲酒していたという。

 翌日、警察学校から県警監察室に報告があった。被害届は出ていないという。男性教官は、けがをした学生と親に謝罪。教官2人は今月3日付で警察署に異動した。吉田浩一監察室長は「教官が学生の顔をたたく行為があったことは遺憾。再発防止に万全を期したい」との談話を出した。