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 ヒトのiPS細胞とES細胞から、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)のβ(ベータ)細胞の作製に成功したと、米ハーバード大幹細胞研究所が9日付米科学誌セル(電子版)に発表した。ヒトへの移植ができるレベルで機能するとしている。免疫異常が原因の1型糖尿病の根本的な治療法につながる可能性があるという。

 1型糖尿病は、膵臓のβ細胞が壊されてインスリンが分泌されない病気で、多くは子どものころに発症する。1日数回のインスリン注射が生涯必要で、治療をしないと命にかかわる。β細胞がある膵島(すいとう)の移植などが試みられているが、提供者不足や移植後の拒絶反応などが課題となっている。

 ハーバード大のダグラス・メルトン教授らは、ヒトのiPS細胞やES細胞からβ細胞をつくり、大量に培養した。このβ細胞は糖の刺激によってインスリンを分泌したほか、ヒトの膵臓のβ細胞と遺伝子の働きが変わらず、糖尿病のマウスに移植するとヒトのインスリンを分泌し、高血糖の症状が改善したという。

 動物実験などを重ね、ヒトでも…

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