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 オバマ米大統領は10日、ノーベル平和賞にパキスタンの女子学生マララ・ユスフザイさんとインドの活動家カイラシュ・サティヤルティさんの受賞が決まったことを受けて、「人類の尊厳のために奮闘するすべての人たちの勝利だ」と祝福する声明を発表した。

 オバマ氏はマララさんについて、女子教育を否定する武装勢力タリバーンに襲撃された後も、17歳の若さで世界中の人々に希望を与えていると称賛。昨年10月、マララさんをホワイトハウスに招いてミシェル夫人とともに面会したことに触れ、「彼女の勇気と満ちあふれる希望に、畏敬(いけい)の念を持った」と振り返った。

 不当な児童労働の撤廃に尽力してきたサティヤルティさんについては、「彼の努力の真価は、一つの賞にではなく、自由と尊厳を持って生きる数万人の人々にある」などとたたえた。

 オバマ氏は2人について「脅しを受けて生命の危険にさらされながらも、次世代のより良い世界を築こうとした」。イスラム教とヒンドゥー教、パキスタンとインドと背景は異なるものの、「すべての少女と少年の基本的な尊厳を守るという揺るぎない信念と正義を持っている」と称賛した。(ワシントン=小林哲

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