[PR]

 タンスで眠るような服を、おしゃれによみがえらせる「第5回神戸ファッションリメイクコンテスト」(神戸ファッションウイーク実行委員会主催、朝日新聞社など後援)の入賞12作を紹介する展示会が14日、パリで始まった。思い出や願いとともに生まれ変わったドレスやスーツが、ファッションの都に勢ぞろいした。

 会場は、オペラ座近くにある兵庫県パリ事務所内の「ひょうご交流センター」。物を慈しみ、技を受け継ぐ日本文化の発信も狙う。平日にもかかわらず約80人が足を運んだ。

 朝日新聞社賞の若林愛(まな)さん(26)は「あこがれの街で私の服が紹介される」とあって京都から駆けつけた。2012年に手づくりした自らのウエディングドレスを「いつか生まれる子どものために」と、染め直し、仕立て直したお出かけ着。「自分が親からドレスを贈られたように、私も贈りたい」との気持ちを込めた。「独創性があるね」と声をかけられ、笑顔を見せた。

 地元のミュージシャン、チエリー・キャラバンさん(63)は「ものを無駄にせず、服にいままでとは異なる人生をあたえている」と話し、会場を見て回った。展示会は17日まで。(パリ=青田秀樹)