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 第4回大阪マラソン(大阪府、大阪市など主催)が26日にあった。汗ばむ陽気のなか、約3万人の市民ランナーが参加した。

熱中症で搬送者も

 組織委員会によると、今回の大会には過去最高の14万5473人が応募し、抽選で2万9942人がフルマラソン(42・195キロ)、2039人がチャレンジラン(8・8キロ)に挑んだ。

 フルマラソンの参加者は午前9時に大阪城公園前をスタートし、御堂筋や通天閣などを経て南港へ。制限時間の7時間以内に2万8092人が走り抜いた。香港から参加したアンジー・チェンさん(31)は「スタッフの支援や観客の応援が温かいと聞いて来ました」と話していた。

 大阪市の26日の最高気温は26・1度。市消防局によると、50人ほどが熱中症や脱水症の疑いで病院に運ばれたという。

希望者受け入れに課題

 組織委員会によると、大阪マラソンの昨年の完走者数は世界7番目、国内では東京に次いで2番目。今年は計52の国と地域から応募があり、海外からは約3千人が参加した。

 市民マラソンは2007年に東京、10年に奈良、11年に大阪と神戸、12年に京都と各地で広がる。一方、市民ランナーの増加で参加希望者を受け入れ切れない点が課題となっている。

 今回の大阪の抽選倍率は4・8倍ほどで、「『なかなか当たらない』という声を聞く」と担当者。昨年の倍率が4・5倍だった神戸も状況は同じで、来月の4回大会から5千人分の「初出場枠」を設けた。この枠で落選しても「一般枠」で再度チャンスがある。

 来年2月で53回を数える愛媛は、10年の大会から市民ランナーが出場できるようにした。それまで参加できていた競技ランナーの多くが出られなくなり、定員1万人のうち3千人分を一定タイム以上の参加者のために確保している。(浅倉拓也、阿部峻介)

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