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 五所川原市の立佞武多(たちねぷた)が、来年2月にブラジルのサンパウロで開かれるサンバカーニバルに参加する。五所川原市観光物産課によると、大型の立佞武多が海外のイベントに参加するのは初めてだという。

 参加するのは2012年に制作された「復興祈願・鹿嶋大明神と地震鯰(なまず)」(福士裕朗さん制作)。今年8月、両国の文化交流に取り組むファッションデザイナーのコシノジュンコさんとブラジルのカーニバルチーム「アギア・ジ・オウロ」が、来年は日本とブラジルが修好通商航海条約を結んで120周年ということもあり、同市の立佞武多の館などを視察。その後、コシノさんらが「東日本大震災からの復興を祈る作品のテーマに共感した」として参加を要請してきたという。

 出演する立佞武多は、11月10日から解体作業が始まり、同月下旬に東京から海上輸送される。市は、平山誠敏市長らのべ19人分の渡航費と国内輸送費の約2200万円を負担し、チームが海上輸送費を負担する。カーニバル終了後、市は立佞武多をチームに寄贈するという。