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 フェイスブックなどのソーシャルメディアを介して情報を拡散する「バイラルメディア」が、存在感を増している。多くの利用者を集める一方、記事や画像の盗用が問題化している。

 バイラルメディアの筆頭は、2006年に開設された米国の「バズフィード」だ。「○○するための10の方法」といったまとめ記事や猫の画像集などで人気を博し、月間1億5千万人以上が利用する巨大サイトへと成長。ピュリツァー賞受賞者を迎え入れるなど、調査報道にも力を入れる。

 欧米では、米紙ワシントン・ポストや、英紙インディペンデントなど、既存メディアがバイラルに参入する動きも広がっている。

 背景には、「検索からソーシャルへ」という大きな流れがある。

 バイラルメディアはネットで話題の情報を探し出し、思わずクリックしたくなるような見出しをつけて配信する。読者が好みのサイトに「いいね!」を押すと、友達の近況に交じってフェイスブックの画面に記事が表示される仕組みだ。

 ウェブ編集者の佐藤慶一さん(24)は「ネット検索で求める情報を入手するには、一定の能力が必要。バイラルなら、受動的なマス層にも情報を届け、潜在的なニーズを掘り起こすことができる」と解説する。

 日本でも多くのバイラルメディアが誕生している。

 IT企業のサイバーエージェン…

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