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 米マイクロソフト(MS)は6日、代表的なビジネス用ソフト「オフィス」をスマートフォンとタブレット端末向けに無料配布すると発表した。MSはソフトの有料販売による囲い込み戦略で成長を続けてきたが、無料アプリの急速な普及を受けて戦略を転換する。

 MSによると、無料配布するのは、アップルのスマホ「iPhone」、タブレット端末「iPad」、グーグルの基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を使ったスマホやタブレット端末。ワード、エクセル、パワーポイントが利用できるようになる。パソコンでの利用は従来通り有料。

 今年3月、iPad向けだけに閲覧などの機能が使える「オフィス」を無料配布した。今回は編集などほぼすべての機能に拡充し、対象をiPhoneや「アンドロイド」端末にも広げ、ほとんどの利用者が使えるようにした。6日からアップル製品は無料配布を始めた。アンドロイド端末についても受け付けを始めたが、配布は来年初めになる予定だ。

 MSはこれまで有料ソフトの売り上げで成長を続けてきた。普及が進むスマホとタブレット端末は無料アプリが多いことから、売り上げより利用者獲得を優先させる方針に転換した。(サンフランシスコ=宮地ゆう)

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