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 米司法省は7日、インターネット上で麻薬や偽造旅券などを取引していた複数の闇サイトを摘発したと発表した。情報を暗号化させ、複数の国のサーバーを経由させることで発信元をたどれなくするシステム「Tor(トーア)」を悪用するサイトの取り締まりが目的で、数十件のサイトに関連した400以上のアドレスを差し押さえたという。

 Torを利用する闇サイトの摘発としては過去最大規模で、連邦捜査局(FBI)などが欧州刑事警察機構(ユーロポール)や欧州の16カ国などと協力して実施したという。ユーロポールはこの摘発の関連で、サイト管理者など17人が逮捕されたと発表した。

 FBIは5日、闇サイトの代表的存在の「シルクロード2・0」の管理者を麻薬取引などの容疑で逮捕している。今回の摘発はこれに続く動きで、「パンドラ」や「フェイクID」などの名称で麻薬や武器、偽造クレジットカードなどを販売していたサイトが対象となった。司法省は「今後も闇サイトを積極的に摘発する」としている。(ニューヨーク=中井大助

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