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 「感動した」という声の一方、「危険だ」との指摘も相次いだ。フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)が、本番直前の練習中に他選手と激突。ふらふらになって滑りきった。どういう根拠で出場を決め、その判断を専門家はどう見たか。

 8日のグランプリ(GP)シリーズ中国杯。男子フリーの演技直前の6分間練習で、羽生は振り向きざまに閻涵(イエンハン、中国)とぶつかり、倒れた。しばらくして起き上がると、ふらつきながらリンクから退いた。

 GPシリーズでは、転落の危険があるペアが出ない国は通常、医師を同行させないため、米国チームの医師がリンク裏で羽生の処置をした。ライトを目に当て反応を見て、「100ひく3は?」などいくつかの質問をするうちに、羽生の意識がはっきりとしてきた。

 付き添ったオーサー・コーチは「脳振盪(しんとう)の主な兆候がなく、競技を続けるのに十分な状態だと確認したかった」と振り返る。医師からは出場の許可が下りたが、オーサー氏は「今はヒーローになる時ではない」と説得した。だが羽生は譲らなかった。

 倒れてから約10分後、頭にテーピングをした姿で練習を再開すると、手をつき、ふらついた。本番ではジャンプで5度転倒しながら、4分半を滑りきった。演技後は医務室に直行。拠点を置くカナダに戻る予定を変え、精密検査を受けるため、9日に帰国。10日に発表された診断結果によると、羽生の脳に異常はなかった。

 フィギュア界では4年前にも、…

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