【動画】正月に向けた臼の生産 北海道・登別=山本裕之撮影
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 正月に向けて、北海道産材を使った餅つき用の臼ときねの出荷が北海道登別市で始まっている。木製品製造の「阿波銘木」の作業場には、大小8種類の臼が所狭しと並ぶ。

 徳島県出身の大住盛智(せいち)社長(88)によると、原木を加工し、出荷するまでには約1年をかけた工程が必要で、最も重要なのが、ひび割れを防ぐための乾燥作業という。

 値段は最も大きい直径60センチのもので21万円。今年は臼100基、きね200本を全国に向けて出荷する予定だ。日本の文化を忘れないようにと、海外の日本人学校からも注文が届くという。大住社長は「道産材の臼は割れにくくて丈夫。おいしいお餅を楽しく食べてほしい」と話した。(山本裕之)