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 日曜日の昼下がり。東京都品川区で道路脇のマンホールのふたが突然、次々と吹き飛んだ。重傷者はなかったが、現場周辺は騒然となった。何が起きたのか。

 「路上にマンホールのふたが散乱している」「マンホールのふたが全部飛んだ」。警視庁に立て続けの110番通報が寄せられたのは2日午後3時すぎのことだった。

 現場は、東急大井町線中延駅に近い国道1号沿いの住宅街。荏原署や東京消防庁によると、半径約150メートルの範囲で、道路や民家の庭にあるマンホールや雨水ますのふた計49枚が吹き飛んだりずれたりした。ふたは鉄製やコンクリート製で、重いものは40キロ前後ある。

目の前に火柱 下水が逆流

 現場を歩いていた女性は「突然、ドンと爆発音がして、目の前の側溝から2~3メートル火柱が立った。すぐにマンホールのふたが次々跳ね、火も上がった」。近くに住む別の女性は「ガソリンのにおいがした。自宅のトイレの下水が逆流してきて水浸しになった」と話した。

 「ガソリンのにおい」の原因はすぐに分かった。近所の少年(19)が当時、道路上でバイクの修理をしていた。荏原署によると、少年は250ccのバイク2台のガソリンタンクを取り外し、一つを側溝近くに置いた。そこからガソリンが漏れていることに気づき、両手でタンクを持ち上げると、側溝から火が上がり、ボンと爆発した――。少年は顔などに軽いやけどを負った。

 捜査関係者の話では、タンクにはガソリンが13リットルほど入っていたが、爆発後には約2・5リットルに減っていた。約10リットルが側溝から下水道に流れ込んだとみられる。警視庁や都下水道局は、そのガソリンに引火し、下水道内で爆発が起き、ふたが次々に飛ばされたり下水が逆流したりしたとみている。

 ガソリンは常温でも気化し、引…

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