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 ベネッセホールディングスの顧客情報流出事件で、約3千万件の情報を持ち出すなどしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製と開示)の罪に問われた外部会社の元システムエンジニア松崎正臣被告(39)の第2回公判が13日、東京地裁立川支部であった。初公判では認否を保留していた弁護側は「営業秘密の要件が認められない」として無罪を主張した。

 この日は、追起訴された約2千万件分の審理も始まり、松崎被告は「やったことは事実です。細かい点は弁護士に任せます」と述べた。弁護側は、データベースにアクセスできるIDが他の従業員と共同利用だった点や、業務用パソコンからスマートフォンなどの外部機器に情報を持ち出せた点などを挙げ、「セキュリティーが不十分だった」と指摘。松崎被告が持ち出したデータは営業秘密として管理された情報ではないと主張した。