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 サンリオ製作の人形アニメ「くるみ割り人形」が29日から公開されます。1979年に作られた同名の長編アニメを「最先端のデジタル技術」で「Kawaiiカルチャー」の旗手・増田セバスチャン監督が「リ・クリエイト」した「極彩色ミュージカル・エンタテインメント」という触れ込みです。

 試写を見ているうちに、「これはいかん!」と思いました。挿入されたCGパートも、毒々しい程に強調された色彩も、別に悪くはなくて十分楽しめました。しかし目をひくのは、豪華なセット、愛らしい人形、自在なカメラワーク、生き生きした演技、兵隊とネズミが入り乱れる戦闘や舞踏会の豪勢なモブシーン。オリジナル版の手仕事の厚みに、圧倒されてしまいました。「こりゃすごい!」。しかし、恥ずかしいことに私はこのオリジナル版を見たことがありません。それで「これはいかん!」と思ったのでした。

 とある夜、ドロッセルマイヤーおじさんの持っているくるみ割り人形が気に入った少女クララは、人形を抱いてベッドに入る。物音に気づいて目を覚ますと、ネズミたちが人形をさらおうとしているではないか! 翌日、人形を捜すクララは柱時計の奥から「人形の国」へ迷い込み、美しい貴公子フランツと出会う。フランツは、人形の国のマリー姫に呪いをかけていた二つ頭のネズミの女王を倒したが、女王の最後の呪いでくるみ割り人形にされてしまう。マリー姫に見捨てられた人形を元の姿に戻せるのは、クララの愛の力だけなのであった……という物語。

 ブルーレイを取り寄せて見たオ…

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