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 元日本代表の中山雅史氏や井原正巳氏など、数多くの名選手が輩出した関東大学サッカーリーグ1部の筑波大蹴球部が15日、初めて2部に降格することが決まった。今季リーグの最終戦が古河市内であり、1―2で中央大に敗れて12チーム中、降格圏の11位へ転落した。

 11位中央大と10位筑波大の残留をかけた直接対決。引き分けでも残留が決まる筑波大に対し、中央大はロングボールを多用し、なりふり構わず攻めた。1―1で迎えた後半ロスタイムに失点し、逆転負けした。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、筑波大の選手たちは泣きじゃくり、突っ伏して拳を地面にたたき付けた。主将の片岡爽選手は「引き分けでも大丈夫という思いがあった。気持ちの甘さが出た」と悔やんだ。

 蹴球部は1896年創部の伝統がある。関東大学サッカーリーグ1部での優勝回数(14回)は、早稲田大に次いで2番目に多い。

 J1川崎に入団内定の車屋紳太郎選手は「4年生が抜け、今年は経験の浅い選手が多く、中心選手のけがもあった」。片岡選手は「下級生には、なんとかはい上がってもらいたい」と声を振り絞った。(照屋健)