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 グーグルは11月に入り、スマートフォンおよびタブレット用のOS「アンドロイド」の最新バージョンにあたる「アンドロイド5.0」の正式版を公開しました。同社はアンドロイドのメジャーバージョンの愛称にお菓子の名前をつけて呼んでいますが、5.0では「Lollipop」(ロリポップ、いわゆる棒つきのキャンディーのこと)と命名しました。ロリポップは前バージョンである「4.4 KitKat(キットカット)」とどこが変わったのでしょうか? 実は機能面だけでなく、グーグルの戦略的にも、ロリポップは大きな意味を持っています。今回は、ロリポップの機能と狙いをご紹介します。(ライター・西田宗千佳)

「マテリアルデザイン」導入、アニメで操作がよりわかりやすく

 ロリポップでまず大く変わったのは見た目です。ユーザーインターフェース(UI)デザインに「マテリアルデザイン」と呼ばれるものが採用され、いままで以上にフラットな印象になりました(画像1)。

 マテリアルデザインでは、スマートフォンからタブレットまで、様々なデバイスで動くアンドロイドを、より「統一感のある」ものにすることができます。アプリのUIは画面サイズに合わせて最適化される度合いが高まるからです。これまでアンドロイドは、スマートフォン向けには非常に活発なアプリ開発が行われてきたものの、タブレットについては、iOSに比べ、アプリの最適化の遅れが指摘されていました。しかし、ロリポップ+マテリアルデザインのアプリが増えれば、タブレット上でもより使いやすいアプリが増えることになり、そうした問題が緩和されるものと見られています。

 同様にロリポップでは、アンドロイドの「アニメーション動作」がより快適になります。例えば、現在のアンドロイドでは、画面の端までスクロールした時でも「そこが端である」ことがわかりにくいところがありました。スクロールが止まることやちょっとした光の効果でわかるようにはなっていますが、iOSに比べると明確でない部分もあったのです。そこでロリポップでは、操作に対する反応を「できるだけアニメーションで見せる」ようになりました。例えばスクロールの端は「ビヨン」と延びるアニメーションを加えることで、「ここが端です」ということが明示的にわかるようになっています(画像2)。

 アニメーションが加わっても動…

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