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 保健婦(現・保健師)の養成が本格化した戦前、名古屋市で保健婦になった現在96歳の女性の人生をたどる記録映画「日本の保健婦さん」が、12月6日から名古屋で上映される。地域住民の健康を守り、激動の時代を生きた女性の一世紀に及ぶ軌跡だ。

 主人公は前田黎生(あけみ)さん=名古屋市中川区。1918(大正7)年、大阪で生まれた。実父の失踪など悩みを抱え、女学校卒業後に家出。名古屋で准看護婦資格を取るが、製陶工場に転職。仕事帰りに貧しい人向けの「無産者診療所」で健康相談などに携わる中、労働運動や共産主義への弾圧が強まっていた36年、突然連行され拘置、青春の4年を奪われた。

 保健婦になったのは出所後の42年、24歳だった。乳幼児や結核の死亡率が高い時代で、「おしめが干してある家に入っていって、赤ちゃんどうしてる?と聞いて回った」と映画の中で前田さんは振り返る。

 夫を早く亡くし、2児を抱えて…

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