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 日本一のパン消費地・神戸で「日本パン学会」が来月、設立される。製造や販売だけでなく、マーケティングや食文化など幅広い視点で研究する。いまや世帯当たり消費額で米を抜き、阪神大震災では非常食としても活躍した。そんなパンの価値を見直し、パン文化の確立を目指すという。

 学会立ち上げは、市シルバーカレッジのシニア学生の研究がきっかけ。元銀行員の遠藤久さん(67)は当初、外国料理を研究するため食べ歩きをしていた。ある時、有名な仏料理店でふかふかのパンをほめると、シェフは「それ冷凍です」。店のオーダーで業者がパンをつくり、冷凍のまま仕入れて店で焼く方法があると知った。「パンは身近だけど知らないことがたくさんある」。歴史を調べ業者にインタビューするなど、パン研究にのめり込んだ。

 すると、パンに関する技術的な研究は多いが、それ以外の研究は少なく、資料も乏しいことに気付いた。総合的に研究する学会もない。「うどんやきものの学会はあるのに、パンはないなんて」。指導教員だった楠本利夫・芦屋大客員教授(国際関係学)を顧問に3月、設立準備委を発足。発起人には賛同した学者や消費者、製造業者ら30人が名を連ねた。

 学会は事務局を神戸に置き、1…

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