[PR]

 福岡県直方市のJR直方駅前広場にある元大関魁皇(現浅香山親方)の銅像が、落書きや破損の被害にあっている。市から被害届の提出を受けた直方署が、器物損壊容疑で調べている。

 銅像は先月26日に設置された。高さ238センチ、幅116センチ。大相撲で歴代最多の1047勝をあげた地元の英雄をたたえようと、昨年9月から1年かけて総額約2281万円の寄付を集めて制作した。

 直方市によると、除幕の2日後、銅像の胸や腹部など3カ所に「愛の戦士」などと落書きされているのを発見。先月31日には、まわしからぶら下がる「さがり」が2カ所折られているのが見つかった。市はさがりを接着剤でつなぐなどの応急措置をしたが、今月6日と12日にも同じ部分が折られており、市が13日に直方署に被害届を出した。

 今後、銅像を鋳造した富山県の業者に本格的な修繕を依頼するが、約40万円かかるという。直方市政策推進課の秋吉恭子課長は「銅像は直方の大切な財産。いたずらをやめてもらいたい」と話している。(藤山圭)