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 米航空宇宙局(NASA)は25日、宇宙で3Dプリンターを使ったもの作りに初めて成功したと発表した。宇宙でものを作ることができるようになれば、大量の部品を積み込んだり、部品調達のために打ち上げをしたりする必要がなくなり、宇宙開発に大きく寄与することになる。

 初めて作られたのは3Dプリンターの部品。地上から国際宇宙ステーション(ISS)にデータを送り、ISSに搭載した3Dプリンターでプラスチックの板状の部品を作った。表面には3Dプリンターを開発したシリコンバレーのベンチャー企業「メイドインスペース」と「NASA」の文字が盛り上がるように記された。

 NASAの担当者は「3Dプリンターの交換部品を作ることができれば、火星や小惑星などの長旅でも交換用の部品を作り続けることができる。ゆくゆくは3Dプリンターそのものも作り出せるかもしれない」としている。

 今回の試作品は地球に持ち帰り、無重力状態と地上とでは成形にどのような違いが生まれるかなどを詳しく分析するという。(サンフランシスコ=宮地ゆう)

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