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 将棋の羽生善治名人(44)が28日、東京都内で、ロシアの元チェス世界王者ガルリ・カスパロフさん(51)とチェスで対戦した。将棋界の第一人者である羽生名人は、趣味のチェスでも日本のトッププレーヤー。史上最強といわれた元王者にハンディなしの真剣勝負を挑んだ。先手と後手を入れ替えて2局戦い、どちらも羽生名人が敗れた。

 カスパロフさんは1985年に22歳で世界チャンピオンになり、以後15年間、その座を保持。97年にコンピューター「ディープブルー」と戦い、王者として初めて敗れ、「人工知能が人間に勝った」と話題になった。今回は、将棋のコンピューターソフトとプロ棋士が戦う「電王戦」の記念イベントとして企画された。(深松真司)