[PR]

 アニメ史的に言えば「うる星やつら」(1981~86年)とは、緻密(ちみつ)な世界観やシリアスなドラマやハードな戦闘ではなくお色気とかギャグとかパロディーでもって青少年層を引きつけることができるという方向性を示し、演出や作画が好き勝手に大暴れして視聴者もそれを共犯者的に楽しむという“解放区”的な気分を醸成し、個性豊かな美少女が姸(けん)を競う萌(も)え系ハーレムアニメのご先祖様となり、同人誌やコスプレといったファン活動の大いなる刺激剤であったりして現在のアニメ文化に大きくその影響を残しているわけですが、67年生まれの私にとっては中学高校時代を共に過ごしたまさに“青春”そのもののアニメ。

 DVDを買いブルーレイを買い、今も気の向くままに見返したりします。私が好きなのは、もちろん愛する押井守さんがチーフディレクターを務めた期間(81年10月~84年3月)。「レイ復活!自習大騒動!!」「君去りし後」「決死の亜空間アルバイト」「さよならの季節」……つらつらタイトルリストを眺めていると、「みじめ!愛とさすらいの母!?」(83年7月27日放送)あたりを頂点にしてその後パワーダウンしていくように思えるのは、この時期、映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の制作が重なって押井さんも主要スタッフもそっちに力を注いだせいであろうか――てなことを書いても、今のアニメファンにはあんまりピンと来ませんかね。30年以上前のアニメですからね。

 とは言っても好きなものは好き。主人公あたる役の古川登志夫さん、ヒロイン・ラム役の平野文さん、友引高校教師「温泉マーク」役の池水通洋さんのお三方がトークをするというので、11月24日に東京・新宿で開催された「(協)日本俳優連合チャリティー・イベント 東日本大震災復興支援2014」へ行ってきました。

 平野「私と古川さんの2人で『…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら