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 米ツイッター社は26日から各国の利用者に向け、スマートフォンに入れているアプリの情報を集めるとの通知を始めた。利用者の興味に応じた広告を配信するためで、利用者は拒否できるというが、プライバシーの点から慎重な取り扱いを求める声もある。

 発表によると、集めるデータはアプリの一覧だけで、アプリ内のデータは集めない。情報収集を始める際には「より良くカスタマイズするためにTwitterは端末にインストールされているアプリを使用します」というメッセージを表示。利用者が拒否する場合は自分で設定を変更する必要があるという。

 詳しい手順はツイッターのサイト内にある「セキュリティーとプライバシー」のページで説明している。

 インターネットに詳しい森井昌克・神戸大教授(情報通信工学)は「分かりやすい表現で通知しないと、自分の情報が送信されていると気付かない人もいるだろう」と話す。また、「法的には問題なく、企業側が利便性を追求するのもわかるが、プライバシーのことを考えると道義的な責任はある。事前に同意を求めたり、一定の周知期間をとったりする方法もあったのではないか」と指摘する。

 ツイッターの日本法人は「通知は最も目立つ位置に表示される。いつでも設定を変えられるので、利用者の理解は得られる」とコメントした。(辻健治、上原佳久、サンフランシスコ=宮地ゆう)

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