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 台湾統一地方選が29日投開票され、与党国民党が首都機能を担う台北市長選や中部の拠点都市、台中市長選などで敗れ、惨敗した。格差拡大や相次ぐ食品安全問題で馬英九(マーインチウ)政権への批判が吹き荒れた。台北では無所属の医師、柯文哲(コーウェンチョー)氏(55)が無党派層に支持を広げて当選。二大政党の構図の台湾では主要選挙で無所属候補が当選するのは極めて異例で、台湾の民主主義は新たな段階に入った。

 馬政権を支えてきた江宜樺(チアンイーホワ)・行政院長(首相)は29日夜、選挙結果の責任を取り、辞任を表明した。江氏は記者会見し、「選挙結果は民衆が施政に満足していないことを示した。人々の声は選挙結果ではっきりと示された」と述べた。支持率が低迷する馬氏の求心力低下は避けられず、兼任する党主席の辞任を求める声が党内で高まる可能性がある。2016年の次期総統選の後継候補選びにも影を落としそうだ。

 国民党は台北や台中など6直轄市のうち、5市長選で敗北。全体で22ある県市長ポストでは15を握っていたが、当選は6県市にとどまっている。全体の得票数は国民党が約499万票(得票率40・70%)、民進党が約583万票(同47・55%)だった。

 現有6だった民進党は13ポス…

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