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 イスラエルのネタニヤフ首相は2日、連立政権の主要閣僚であるラピド財務相とリブニ法相を解任し、国会(定数120、任期4年)の解散・総選挙を行う方針を示した。解任を受け、ラピド氏が党首の中道イエシュ・アティド所属の閣僚4人が辞任を表明した。

 ネタニヤフ氏は2日夜の会見で、中道2党の党首を務めるラピド氏とリブニ氏が、パレスチナ和平問題やイスラエルをユダヤ人国家と定める法案を巡り、政権に対する攻撃を繰り返してきたと非難。「より強く、より安定した政府を選出する必要がある」と述べた。

 昨年1月の総選挙で自らが率いる右派リクードの議席を十分に確保できなかったネタニヤフ氏は、パレスチナとの和平推進派の中道政党、反対派の極右政党と連立を組んだが、政権発足当初から対立を抱え、両派の板挟みになっていた。

 イスラエル放送によると、前倒し総選挙のための法案は3日に国会で審議が始まり、来週にも承認される予定。選挙は来年3月17日に実施される見通しだ。(エルサレム=山尾有紀恵)

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