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 3日午前7時40分ごろ、山形市山寺のJR仙山(せんざん)線で、山形発仙台行きの快速列車が停電のため立ち往生し、乗客300人が閉じ込められた。JR東日本仙台支社によると、除雪作業車で水や携帯カイロなどを届けた。午後1時現在で復旧しておらず、閉じ込めは5時間以上に及ぶが、体調を崩した乗客はいないという。

 現場は山寺駅(山形市)と面白山(おもしろやま)高原駅(同)の間で、積雪の重みで倒れた木が架線に触れて停電。周辺には道路がなく、代替バスなどは出せないという。この影響で仙山線は、山形駅―愛子駅(仙台市)間で上下線の運転を見合わせた。

 乗客の10代男性によると、車内の明かりは消え、トイレの水も流れない。専門学校の男子学生(19)によると午前11時ごろ、JR社員が栄養食品やカイロなどを配布。車内は寒く、不安がっている人もいるという。車窓からチェーンソーで倒木を撤去する作業が見えるが、あまり進んでいないようだという。

 気象庁によると、北日本は強い冬型の気圧配置となっており、3日正午までの24時間で、宮城県栗原市駒ノ湯で62センチ、同県大崎市で55センチ、山形県最上町で42センチの雪が降った。4日朝までの24時間に予想される降雪量は、多いところで50~70センチの見込み。