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 「5人そろってゴレンジャー!」の決めぜりふで「秘密戦隊ゴレンジャー」が1975年に登場し40年。色分けされたヒーロー集団が活躍する東映のスーパー戦隊シリーズは、年1作のペースでほぼ途切れずに続き、2月に第39作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」が始まる。男の子をとりこにするその魅力とは?

東映専務・鈴木武幸さんに聞く

 74年の「がんばれ!!ロボコン」から特撮番組に携わり、スーパー戦隊は「サンバルカン」から計15作をプロデュースした。

 「ゴレンジャー」はグループヒーロー物への挑戦だった。その持ち味は友情ドラマ。友だちを大事にし、力を合わせることの大切さを子供たちに伝えられる。そこを一番前に出したかった。チームワークやリーダーシップもテーマになる。40年前と違い、お子さんが友だちと一緒に遊ぶ機会が少なくなったような気がするけれど、「スーパー戦隊シリーズ」はそのいいきっかけになっているのではと思う。

 守っているのは、カラフルな色分けとシンプルなデザイン。子供がすぐ描ける分かりやすさが第一だ。最初のアカレンジャーも現在放送中のトッキュウ1号も、それは変わらない。基本は卵形の頭で、そこに装飾を加える。デザインコンセプトが変わらないから、むかし見ていたお父さんも、子供が戦隊ものを見るようになって一目で「おっ! 戦隊もの、まだやってるのか!」とすぐ分かる。

 変身したら名乗りをあげ、そしてみえを切る決めポーズ。歌舞伎、そして東映時代劇から受け継いだ伝統だ。93年から「パワーレンジャー」というシリーズタイトルで米国でも放送しているが、向こうのスタッフは初め、この様式美が理解できなかった。「その間に敵に撃たれてしまうのでは?」なんて言ってね。「時間も食うし、やめたい」「いや、これは武士道で、削っちゃ困る」といったやりとりをした。今では彼らも「これがクールなんだ」と分かっている。

 子供はまず、ヒーローになりきって遊ぶ。お面をかぶったり、おもちゃを持ったりして、名乗りと決めポーズ。それでヒーローになりきる気分が味わえる。仮面ライダーの変身ポーズと同じで、欠かせないものだ。

 今のヒーローと昨年のヒーローが一緒に戦うとか、歴代の戦隊ヒーローが勢ぞろいするとか、そういう映画も作ってきた。これも、時代劇のオールスターものを長年やってきた東映のお家芸。ヒーローがたくさん出てくれば、当然子供たちは喜ぶ。

 戦隊ヒーローは変身し、銃や剣…

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