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 福岡地裁と高裁、簡裁が入る庁舎(福岡市中央区)で来年1月5日から来庁者に対し、金属探知機などを使った所持品検査が実施されることになった。庁舎を管理する福岡地裁と高裁が5日、発表した。来庁者への所持品検査は東京、札幌に続き3例目となる。

 福岡高裁によると、入り口を本館と別館の正面玄関のみにして、ゲート式の金属探知機とX線検査装置を設置。職員や法曹関係者を除く来庁者は警備員の検査を受け、刃物などの危険物は裁判所が預かる場合がある。

 検査の理由について福岡高裁は、過去に職員や事件当事者への暴力事件などがあったことや福岡県内で暴力団への警戒を強めていることを踏まえたと説明。福岡地裁では今後、指定暴力団工藤会トップらの裁判が予定されている。福岡高裁は「安全安心な裁判所を実現するために、警備態勢を強化することにした」としている。