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 捜査が面倒になるため、うその捜査書類を作ったなどとして、茨城県警は5日、日立署の巡査ら4人を虚偽有印公文書作成・同行使や公文書毀棄(きき)などの容疑で書類送検し、発表した。全員容疑を認めているという。県警は巡査(23)を減給(10分の1)1カ月の懲戒処分、巡査(27)を本部長訓戒とし、2人は同日付で依願退職した。

 県警によると、4人は2009年4月ごろ~今年5月、盗難自転車を少年が乗っていた際に見つけたのに、放置自転車から見つけたとする虚偽の捜査報告書を提出したり、事件に関する捜査書類を自宅に隠したりした疑いなどがある。うその報告書を作った巡査2人は「少年を呼んで再び事情を聴くのが面倒だった」などと話しているという。

 ほかの2人は日立署の巡査部長(38)と当時日立署員だった巡査部長(31)。県警は同日、2人を本部長訓戒とした。4人は当時、日立署の地域課員だった。監督責任などから、当時の地域課長だった40代の警部ら計7人も本部長訓戒などとした。

 県警の吉田浩一監察室長は「県民の皆様に深くおわび申し上げます」と陳謝した。