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ガチョウのロースト@香港

 香港の街を少し歩けば、食堂の軒先にこんがりとあめ色に焼き上がった鳥が何羽もぶら下がっているのを見ることができる。ニワトリにしては、一回り大きい。これが、ガチョウのロースト(焼鵝)だ。

 今年7月に開店したばかりで、早くも有名ガイドブックの一つ星を獲得した湾仔(ワンチャイ)の人気店「甘牌焼鵝」を訪ねた。といっても、40席に満たない庶民的な小さな店だ。昼時を過ぎてもほぼ満席。弁当なら日本円にして1千円程度で買えるため、近所で働く人の持ち帰りも多く、いつも行列が絶えない。1日平均で150羽が客の胃袋に消えていく。

 かつては、家族が集まるときなどに食べるたまのごちそうだったが、今は比較的気軽に食べられるようになったそうだ。とはいえ、やはりニワトリほど安くはないし、家庭で作るのは難しい。日本で言えば、ウナギに近い感覚だろうか。

 早速、一口。「パリ、ジュワー」。香ばしく焼けた皮の食感と、あふれ出す肉汁。皮だけを楽しむ北京ダックとは違い、肉の部分もしっかりとあるので、それほど脂っこさは感じない。添えられた甘酸っぱいたれをつけると、さらに肉の味わいが口いっぱいに広がっていく感じがした。

 主人の甘崇轅さん(41)によ…

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