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 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、神戸地裁で開かれている角田(すみだ)美代子元被告(自殺時64)の息子、優太郎被告(27)の裁判員裁判。これまでの10回の公判で、角田久芳さん(死亡時51)への殺人罪などの審理が終わった。事件の詳細が証言などで明かされ、優太郎被告の関与の度合いなどを巡り検察側と被告側が対立した。12日から皆吉初代さん(同59)への加害目的略取罪の審理が始まる。

 初夏の沖縄。真っ青な空と海を背に、景勝地「万座毛(まんざもう)」で明るい表情を浮かべる7人の男女。11月19日に始まった裁判員裁判で、法廷の大型スクリーンに何度も映し出された写真だ。

 撮影は2005年7月1日午前10時19分。写っているのは美代子元被告と集団生活していた優太郎被告ら親類縁者らだ。元被告の義妹、三枝子被告(61)が撮り、兵庫県警が尼崎市のマンションから押収した。一番奥に立つ三枝子被告の夫、久芳さんは1分後、高さ約27メートルの崖から自ら落ち、死亡した。

 この前年、角田家の借金は約5千万円に膨れあがっていた。家族を仕事に行かせず、宝石や高級酒を買いあさるなど元被告の浪費が原因だったと、三枝子被告は法廷で語った。

 久芳さんが崖から飛び降り、事故死と装って保険金を手に入れる――。優太郎被告の妻、瑠衣被告(29)は11月26日の第4回公判で、事件の約4カ月前に計画を知ったと証言した。

 万座毛が「犯行場所」と決められ、05年6月19日、一家は沖縄へ向かった。「最後の思い出作りや」と10日余り観光地を巡った。

 「いきなり美代子は『明日にしよ』と言い出した」と瑠衣被告は振り返った。平成17年7月1日。元被告は日ごろから、数字の並びにこだわったという。

 写真には元被告の姿がない。三…

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