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 第14回マラケシュ国際映画祭(モロッコ)で日本映画の大規模な特集が開かれている。9日夜(日本時間10日朝)にあった記念式典では黒沢清監督や中田秀夫監督、俳優の安藤サクラさんや渡辺真起子さんら日本の映画人16人が登壇した。

 この映画祭はアフリカ・アラブ圏で最大級。毎年一つの国を選んで特集を組んでいる。溝口健二や小津安二郎、黒澤明といった往年の巨匠から大島渚や今村昌平、そして北野武や宮崎駿ら現代の監督まで、27人の作品が各1本ずつ上映される。

 舞台あいさつに立った是枝裕和監督は「日本映画の歴史をたどるようなこのセレクションをお届けできることは、1人の映画ファンとしても興奮を禁じ得ない」と語った。

 コンペティション部門には、三沢拓哉監督の初監督作「三泊四日、五時の鐘」が参加している。(マラケシュ=編集委員・石飛徳樹)