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 ノーベル賞の授賞式が10日、スウェーデンのストックホルムで開かれ、赤崎勇・名城大教授(85)、天野浩・名古屋大教授(54)、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)の日本の3氏が物理学賞を受賞した。ノルウェーのオスロでは同日、平和賞の授賞式があり、パキスタン人のマララ・ユスフザイさん(17)とインドのカイラシュ・サティヤルティさん(60)が受賞した。

 青色発光ダイオード(LED)の開発で物理学賞を受賞した赤崎さんら3人は、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルを受け取った。ノーベル賞委員会のアン・ルイリエ氏が物理学賞の3人の研究を紹介し、「100年以上前にノーベルはかつて人類に大きな貢献をした人に物理学賞を贈るように言った。彼らはその望みに見事に応えた」と述べた。日本の受賞者は2012年に医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授以来で、計22人になる。

 イスラム過激派武装勢力に銃撃されながら、一命をとりとめ、女子教育の権利を訴え続けているマララさんは史上最年少の受賞。マララさんは受賞演説で「すべての子供が学校に通えるようになるまで闘い続ける」と語った。児童労働問題に取り組む活動家のサティヤルティさんは「子供の夢を否定することほどむごい暴力はない」として、子供たちを労働から解放すべきだと訴えた。(ストックホルム=小池竜太、オスロ=渡辺志帆)

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