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 即席麺「ペヤング」のカップ焼きそばに虫の混入が指摘された問題で、製造・販売元の「まるか食品」(本社・群馬県伊勢崎市)は11日、全24商品の生産・販売を休止すると発表した。販売済みの全商品の返品・返金にも応じる。品質管理の向上が確認でき次第、製造を再開する予定だが、数カ月かかる見通し。

 消費者の1人が今月2日、「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛やきそば」にゴキブリとみられる虫が入った画像を掲載し、ネット上で拡散した。同社は3日に現物を回収し、外部の検査機関に分析を依頼。社内でも検証した結果、「製造過程で混入した可能性も否定できない」と判断した。

 同社は今後、二つある製造工場内の排水設備を点検するなどして、虫が入り込む隙間がないか確認する。また、即席麺の下側に異物があっても感知できる装置を導入するなど製造ラインを改修し、品質の管理を徹底する方針。

 同社は混入が指摘された商品と同じ日に製造した「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛やきそば」「ペヤング ハーフ&ハーフカレーやきそば」の2種類計約4万6千個の自主回収を進めており、ほか22種類についても、商品と引き換えで返金に応じる。大手のスーパーやコンビニなどは、取り扱いのある全国の店舗で11日までに、店頭から商品を撤去した。

 同社によると、「ペヤングソースやきそば」は1975年発売のロングセラー。販売会社「まるか商事」の2013年度の売上高は約130億円に上る。

 営業所と合わせた従業員は正社員のみ約140人だといい、会社側は「雇用は維持する」としている。

 問い合わせは同社お客様相談室(0120・32・8189)へ。