[PR]

 自民党は、衆院選の投票終了後の14日夜、福岡1区から無所属として選管に届け出て立候補した井上貴博氏(52)について、13日付で追加公認したと発表した。発表時はまだ選管による開票作業が終わっていなかったが、党本部が朝日新聞など報道各社が当選確実を伝えた後に発表した。

 今回、自民は290議席を獲得したが、衆院の新勢力は井上氏も加えた291人となる。同区では、いずれも自民前職で、麻生太郎副総理に近い井上氏と、古賀誠・元幹事長に近い新開裕司氏が立候補。麻生、古賀両氏の「代理戦争」とも言われ、調整がつかずに両候補とも無所属で立った。党本部は当選者を公認する方針だった。

 複数の候補が当選する中選挙区制度では公認調整がつかずに自民系候補が無所属で立ち、当選者が追加公認される例は少なくなかった。しかし、1996年の小選挙区制導入後はほとんどなく、異例と言える。

こんなニュースも