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 視力回復のレーシック手術で目に不具合が残ったなどとして、「品川近視クリニック」と「錦糸(きんし)眼科」で手術を受けた全国の12人が、眼科を運営する二つの医療法人社団(いずれも東京都港区)に計約8千万円の損害賠償を求める訴えを17日、東京地裁に起こした。

 同手術はレーザーで角膜を削って視力を矯正するもの。訴状によると、12人は2006~13年に手術を受けた結果、物がはっきり見えなくなったほか、強度の目の疲れや痛み、目が乾燥するドライアイの長期化などの症状が出た。二つの眼科で、学会が定める指針に反する角膜の削りすぎがあったと主張。手術によるデメリットの説明も事前になかったと訴えている。

 弁護団は21日午前10時~午後5時、手術による健康被害について無料の電話相談(03・6869・6176)を受け付ける。

 品川近視クリニックと錦糸眼科はいずれも「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。