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 〈STAP細胞〉 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、当時)のユニットリーダーだった小保方晴子氏らが「新型の万能細胞」として発表した。「生物学の常識を覆す画期的な成果」とされ、再生医療への応用などへの期待も高まったが、論文に画像の使い回しなど疑義の指摘が相次ぎ、理研が捏造(ねつぞう)と改ざんの不正を認定した。

STAP細胞論文問題を巡る主な経緯

2014年

1月30日 STAP細胞の論文が英科学誌ネイチャーに掲載

2月18日 疑義の指摘を受け、理研が調査委員会を設置

3月10日 共著者の若山照彦・山梨大教授が論文撤回を呼びかけ

  14日 理研が調査の中間報告。野依良治理事長が謝罪

4月1日 調査の最終報告。論文の不正を認定。丹羽仁史チームリーダーらによる検証実験開始

  8日 小保方晴子研究員が不服を申し立て

  9日 小保方氏が会見。論文撤回に同意しないと発言

5月8日 理研が不服申し立てを退け、不正認定が確定。論文撤回を勧告

6月3日 小保方氏が論文撤回の同意書にサイン

  12日 理研の改革委員会が会見し、論文の徹底検証を提言

  30日 理研が論文の新たな疑義に対し、予備調査を始めたと発表。小保方氏の処分は先送り

7月1日 小保方氏が参加する形の検証実験を開始

  2日 小保方氏、検証実験参加のため理研CDBに初出勤。ネイチャー、論文を撤回

8月5日 STAP論文を指導した理研CDBの笹井芳樹・副センター長の自殺が発覚

  27日 丹羽氏の検証チームが「STAP細胞作れず」と中間報告