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 世界の風景、出前します――。大阪市阿倍野区の箱庭アート作家安田誠一さん(48)は、縦6センチ横20センチ奥行き20センチの小箱に世界の名所を詰めて、岡持ちで持ち運ぶ。小箱の窓をのぞくと、メキシコの遺跡やカナディアンロッキーが広がる。昨夏、京都市で初個展を開催し、話題を呼んだ。今春には東京での個展も決まる。「お安い値段で、世界旅行はいかがでしょう」と笑う。

 「箱世界」と名付けた作品は、イタリア、イギリス、カナダ、モロッコ、モルディブ、トルコ、中国、メキシコの8カ国からなる。箱の中に、各国の観光名所を再現。上から見るのではなく、目の幅に開いた小窓からのぞく。風景は、遠近法で奥行きを出し、粘土で、建物や山を再現。ミリ単位の世界で、森にすむヤギや机に置かれたティーポットも作る。

 小さな頃から、電車や車などのプラモデルを作り、風景に溶け込ませるのが好きだった。中学生になると、部屋の開き戸の棚に、作った作品を並べた。大学卒業後、遊園地の職員を経て、大阪市内の木工所で働き、特注の家具などを造っていた。

 転機は2005年、長男の通う…

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