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 鳥取県境港市出身の漫画家水木しげるさんの足跡などを紹介する「水木しげる記念館」(境港市本町)の入館者数が20日、300万人となった。記念入館者は千葉県船橋市から両親、姉、兄と訪れた小学3年の仲川陽永(はると)君(8)。鬼太郎らの着ぐるみと一緒にくす玉を割って、大台達成を祝った。

 父伸治さん(56)によると、長女の高校合格の祈願も兼ねた出雲大社への家族5人の1泊2日の旅行途中に訪れたという。記念品の一つとして贈られた一反木綿の縫いぐるみを持った陽永君は「うれしい。一反木綿は空を飛ぶところが面白くて好きです」と喜んだ。

 名誉館長の水木さんからは「あらおめでたや あらおめでたや おめでたや」のお祝いメッセージも寄せられた。

 記念館は2003年3月開館。今年は、出雲大社の大遷宮が終わって記念館も訪れていた参拝客が減り、週末の悪天候も影響して昨年の25万9千人は下回る見込み。庄司行男館長(58)は「300万人はすごい数字で気持ちが引き締まった。さらに全国から多くの人に来ていただけるよう努めていく」と話した。(杉山匡史)