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 山口県山陽小野田市にある私立山口東京理科大について、同市と学校法人東京理科大学(東京)が公立大学法人化することで合意したことがわかった。2016年度にも現在の工学部単科大学を公立化し、17年度以降には薬学部の新設をめざす。市は22日、市議会に公立化の方針を示したうえ、26日に市と学校法人の間で移管についての基本協定書を交わす予定。

 公立化すると、総務省から運営交付金が受けられ、授業料が他の国公立大並みに引き下げられる見通しがあるという。公立大学法人の名称は「山陽小野田市立山口東京理科大学」とし、東京理科大との連携は維持する。

 公立化に際し、学校法人側は土地、建物、設備を市に寄付し、市がそれらを公立大学法人に引き継ぐ。在学生や教職員も原則そのまま編入・移行する予定。

 山口東京理科大は、前身の東京理科大山口短大が1987年に創設され、95年に4年制大学化した。同大の公表データによると、過去5年のうち4年間は入学者が定員割れし、今年5月1日現在の学部生は655人と定員の800人を下回っている。(大野博)

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