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 今年の干支(えと)・ヒツジなどの動物の力を借りて過疎地の農地を再生しようという取り組みが、長崎県平戸市で進んでいる。斜面を覆う雑草を食べさせ、いずれはツバキ園に生まれ変わらせる構想の第一歩だ。

 長崎県平戸市根獅子町(ねしこちょう)の耕作放棄地に昨年10月、4頭のヒツジと1頭のヤギが放たれた。木製の柵で囲われた1千平方メートルほどの斜面がヒツジたちの仕事場だ。柵の内外には雑草や低木が生い茂るが、数年前まではサツマイモやラッキョウが育つ段々畑の一画だった。

 土地の所有者は浜崎保久さん(67)と川上茂次さん(64)。集落の活性化に取り組む根獅子集落機能再編協議会の会長と事務局長だ。棚田米を使った酒造りや大学生の稲作体験など交流事業をしてきた。

 ヒツジによる除草プロジェクトを始めるのに、まず自分たちの土地を「モデル放牧地」とした。「ここがうまく行けば斜面全体に放牧を広げられる」と川上さんはいう。海岸から見上げれば、緑の斜面で白いヒツジが点々と草をはむ――。こんな景観の実現を夢見る。

 根獅子町の住民は約500人で…

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