[PR]

 自身の女性器をかたどった「作品」を陳列したとして、わいせつ物陳列の疑いで逮捕された五十嵐恵容疑者(42)=ペンネーム・ろくでなし子=の勾留理由を開示する手続きが22日、東京地裁で開かれた。五十嵐容疑者は「作品を『わいせつ』と決めつける警察にとても驚き、納得がいきません」と述べ、あらためて容疑を否認した。

 逮捕後から弁護側が勾留の取り消しを求めているが、裁判所は却下している。その理由について、安藤範樹裁判官は「証拠隠滅や逃亡の恐れがある」と説明。これに対し、五十嵐容疑者は「断じて証拠隠滅も逃げることもありません。誓います」と主張した。また、「作品が『わいせつ』ではないということを、裁判で堂々と証明したい」とも述べた。

 弁護側が、「作品をわいせつ物と評価した理由は何か」と説明を求めたところ、安藤裁判官は「いずれも判例による法解釈だ」と述べた。

 この日、五十嵐容疑者は上下とも白色のスウェット姿。前髪を青色のゴムで結び、まっすぐ前を見て法廷に入った。安藤裁判官から名前を尋ねられると、はっきりとした口調で「ろくでなし子こと五十嵐恵です」と述べた。

 五十嵐容疑者は準備した紙を手に意見を陳述。「私の作品は性器をかわいくデコレーションしたものなど、楽しく笑える作品ばかりで、『わいせつ』ではありません」と主張した。