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 北朝鮮のインターネットが21日から22日にかけて使用不能になったことが明らかになった。米メディアが一斉に伝えた。AP通信などは、インターネットを監視している専門家の話として、先週末から北朝鮮の通信網に問題が発生し始め、「その後は次第に悪化し、現時点では完全にダウンしている」と報じている。

 米通信社ブルームバーグは、「だれかが北朝鮮をサイバー攻撃しているのかどうかはわからないが、これまで見たことがない異常な状態が起きている」との専門家の談話を伝えた。

 オバマ米大統領は北朝鮮のハッカー攻撃への対抗策をとると明言していた。米国務省のハーフ副報道官は22日の会見で「(対抗策をどうとるか)具体的には公表しない」と語った。一方で、「大統領が語った通り、我々は多くの対抗策を考えている」とも強調した。

 北朝鮮には四つの公式通信網があり、いずれも中国を経由していると伝えられる。米政府は中国政府に対し、北朝鮮がサイバー攻撃をする能力を遮断するよう協力を求めているが、今回の北朝鮮のインターネットダウンとの関連は、現時点では分かっていない。(ワシントン=奥寺淳)

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