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 インド洋津波で最大の被害が出たインドネシア西部アチェ州で、人びとが忘れつつある当時の記憶をとどめようと、日本の研究者が被災直後の写真と今の風景を重ね合わせられるスマートフォン用アプリを開発した。撮影を楽しみながら防災意識を高める狙いだ。

 アプリの名前は「メモリーハンティング」。アンドロイド用で、津波直後やそれ以前の古い写真91枚が、位置情報とともに登録されている。地図に表示された登録場所を訪ねて写真を撮ると、撮影画面に古い写真も半透明に映し出されるしくみ。アチェの地域研究に取り組む西芳実・京都大准教授らが開発した。

 登録場所の一つが州都バンダアチェのホテル・メダン。被災直後に津波で流されてきた漁船が敷地前に写っているが、今は一帯の街並みが美しく整備されている。2005年から近所で雑貨店を営むイダさん(47)は「妊娠9カ月の妹が波にのまれて死んだ。あの日は忘れないけど、昔を知らない人も増えた。アプリで観光客も増えるかしら」と話した。

 利用者は当時の撮影ポイントを…

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