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 逮捕状の意味が、わからなかった。

 「出資金名目」「証券を購入して下さいとうそを言い」「220万円を女性から詐取した」――。

 今年2月の午後、東京・秋葉原の雑居ビルの一室。40代の男性は、代表を務めていた私設私書箱の管理会社で、大阪府警の捜査員が読み上げる内容を聞いた。見覚えのある捜査員が2日前から様子をうかがっていたのは気づいていた。

 「ついに来たか」。あきらめと、見ず知らずの大阪の女性に対する詐欺容疑の逮捕状。「まったくわからないんですけど」。両脇を抱えられ、新幹線で大阪府警本部へ向かった。

 オレオレ詐欺や架空請求詐欺など、全国で続発する「特殊詐欺」の被害は年間500億円に迫るが、組織の解明はなかなか進まない。男性は犯行に使われる携帯電話などを調達する「道具屋」に仕立て上げられた。匿名を条件に、10時間にわたる取材に答えた。

 今年7月、東京都新宿区の喫茶…

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