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 11月の沖縄県知事選で初当選し10日就任した翁長雄志(おながたけし)知事が25日、就任あいさつのため東京・永田町を回ったが、沖縄関係の閣僚とは会えず、すれ違いに終わった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する考えを安倍政権に直接伝える狙いだった。

 翁長氏は、沖縄基地負担軽減担当を兼ねる菅義偉官房長官、山口俊一沖縄北方相らとの会談を希望していたが、調整がつかなかった。翁長氏は25日、「組閣含め色々ある。明日までいるのでお会いできればありがたい」と記者団に語った。一方の菅氏は、25日の記者会見で「私に会いたいということ(要請)は全くない」と会談要請自体を否定した。

 沖縄県東京事務所は「官邸や内閣府などに要請中」としているが、移設に協力的だった仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事がたびたび菅氏と会っていたのと比べ、政府と沖縄の「遠さ」が目立っている。(山岸一生)

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