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 JR東海の柘植康英社長は朝日新聞など報道各社のインタビューで、2045年に予定するリニア中央新幹線の名古屋―大阪間の開業について、「経営体力を高め、(時期を)繰り上げる努力はしていく」と話した。関西経済界などが前倒しを求めていることに対し、「東京―大阪の大動脈。できるだけ早くできた方がいいというのはその通り」と一定の理解を示した。

 同社は、借金残高を一定水準以内に抑えながらリニア建設を進める方針を掲げる。柘植社長は大阪延伸を早める前提として、「民間会社なので健全な経営と安定した株主配当を維持する必要もある」と強調した。

 3月に開業する北陸新幹線については、同社の東海道新幹線や在来線利用に「アゲンストの風(逆風)が吹くかもしれない」と指摘。対策として、北陸から高山(岐阜県)などへの周遊や、京都・奈良方面への観光商品に力を入れる考えを示した。(高橋諒子)

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