[PR]

 日本スケート連盟は30日、腹痛で精密検査を受けていたフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が「尿膜管遺残症」と診断され、手術を受けたと発表した。約2週間の入院と、約1カ月の安静が必要という。代表に選ばれている来年3月の世界選手権(中国・上海)に向けての練習は回復具合を見て判断する。

 尿膜管は胎児期にへそと膀胱(ぼうこう)をつなぎ、母親から栄養をもらったり排泄(はいせつ)したりする。生後、閉塞(へいそく)して退化するのが一般的だが、残った場合、細菌に感染するなどすると炎症で痛みを伴うこともある。

 羽生は、12月中旬のグランプリファイナルの頃から腹痛を訴えていた。27日の全日本選手権で3連覇を達成したが、29日のアイスショーは欠場し、入院して精密検査を受けていた。その際「まずはしっかり検査を行い、今後については改めてご報告させていただきます」とコメントしていた。

 今季の羽生は11月上旬の中国杯で他の選手と衝突し、頭部や腹部、太ももなどを負傷。しかし、約1カ月後のグランプリファイナルで連覇を達成した。